最新情報・レポート

トイレの封水切れは悪臭と害虫を呼ぶ!トイレ水位が下がる原因と対策


トイレの封水切れは悪臭と害虫を呼ぶ!トイレ水位が下がる原因と対策

 

「封水」という言葉、初耳、という人もいるでしょう。封水とは排水管にたまった水のことです。配管がS字を描いたり、一回転したりしているものを、見たことがあるでしょう。あの中にたまっている水が封水です。

 

封水の存在を知らないと、意図せずさまざまなトラブルに発展してしまうことがあります。それはひとえに、封水が果たす機能をご存知ないからでしょう。安心してください。封水が果たす機能について、かゆいところに手が届く範囲までご紹介しますよ。

 

当コラムでは、封水の詳しい役割や適切な水深の目安、起こりうるトラブルの原因と対処方法までお伝えしていきます。トイレの封水についての決定版。ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

 

悪臭封印!トイレの「封水」の役目

封水、という言葉を日常的に耳にすることはほぼありません。トイレの封水が位置するのは水が流れる配管内、「排水トラップ」と呼ばれる場所です。配管がS字になっている場所や、一回転している場所と考えてもよいでしょう。封水はあの中に常時たまっている水です。

 

封水がないと虫や下水臭があふれ出す!

封水が配管内で果たす役割は、非常に大きいものです。配管から立ち上る悪臭を防いだり、虫の侵入を防いだりと、トイレの配管になくてはならない存在といえるでしょう。反面、封水がなくなることによって発生する被害は、甚大(じんだい)なものになってしまいます。

 

悪臭がトイレ内に広がったり、虫の死骸がトイレ内に溢れたりすることになってしまうのです。封水はあまり脚光を浴びることのないものですが、なくてはならない存在なのです。読んで字のごとく、「封印する水」。快適なトイレライフのためには欠かせないものです。

 

トイレの封水深とは


トイレの封水深とは

 

多くの役割を担っているトイレの封水。そんな封水には、適切といわれる水深が設定されています。封水は浅すぎても深すぎてもトラブルに発展するため、注意しながら使用をするのがよいでしょう。詳しく紹介していきます。

 

浅すぎても深すぎてもトラブルに繋がる

封水は悪臭や虫の発生を防止する、そう聞くと「深ければ深いほどよいのでは?」と考えてしまいがちです。しかし、封水は深すぎてもNG、浅すぎてもトラブルに発展します。

 

まず封水が浅い場合です。封水が浅い場合は、単純に封水がなくなるスピードが早くなってしまいます。封水がなくなると、後述するトラブルが発生する原因となってしまいます。

 

反対に封水が深い場合は、排水トラップにゴミや汚れが残りやすくなってしまいます。ゴミや汚れが残りやすければ、配管の詰まりにも発展しやすいでしょう。

 

つまり、封水は浅すぎても深すぎても、トラブルに発展しやすいのです。そんな状況を防ぐためには、封水に設定された適切な水深を守ることが、非常に重要といえます。

 

理想的な封水深

多くのトラブルのトリガーになる封水の水深「封水深」。その深さの理想的な範囲は50mm~100mm程度です。この深さを覚えておくと、安心といえるでしょう。この水深を維持することで、トラブル発生を予防し、快適なトイレライフを送ることができるのです。

 

とはいえ、封水深を目視で確認することは難しいです。そこで目安になるのが、排水管から立ち上る臭い。排水管から出てくる臭いが強い場合は、封水深が浅くなっていると考えてよいでしょう。そんなときは、コップなどを使って水を静かに流し込んでください。

 

水を注いでから臭いが改善されるまでには、1日ほどの時間を要します。そのまま改善されれば故障などのトラブルではないでしょう。もし、水を注いでも臭い強烈に変化する場合は、配管修理を業者に依頼したほうが賢明かもしれません。依頼時の注意点は後述します。

 

トイレが封水切れになる原因と対策

封水が切れること、いわゆる“封水切れ”を起こすとさまざまな問題が発生します。しかもその原因となるのはさまざま。ここでは、封水切れが発生する原因と対処方法を解説します。

 

物が詰まっている

トイレの封水切れになる原因のひとつが、配管のつまりです。汚れやゴミが詰まったり、ものを落としたりすることで発生します。もっとも一般的な原因といってもよいでしょう。紙や便が詰まりの原因である場合はラバーカップ、いわゆるスッポンを用いて解決します。

 

しかし、なにか大きなもの、たとえばスマートフォンなどをトイレに落としてしまった場合、うかつな対処は厳禁です。まずはゴム手袋を装着し、ゆっくりと中を探ってみましょう。取れそうになければ、悪化する前に業者に依頼を出したほうがよいでしょう。

 

はね出し、吸い込み作用

これらのトラブルは、配管内の空気圧が変化することによって発生します。たとえば集合住宅で、高層階の住人が水を大量に使用すると、配管内の空気圧が高くなり封水が外部にはね出してきます。対して、空気圧が下がると下の階の排水管に封水が吸い込まれます。

 

対策方法としては、空気圧を安定させる、通気管がついた配管を設置するのがよいでしょう。配管内の空気圧を安定させ、はね出しや吸い込みの発生を防止します。

 

便器が破損している

便器の破損も、封水切れの原因のひとつになりかねません。素人目には不具合がないように見える場合でも、発生することがあります。業者に修理を依頼しましょう。

 

夏場は蒸発で封水切れになる可能性も

封水は水です。なにもしていなくても、時間の経過とともに徐々に蒸発していきます。とくに気温が高い夏場は、その傾向が顕著(けんちょ)です。また、同様に長期的に水を使用していない場合も発生します。こまめな水道利用を心がけて、発生を予防しましょう。

 

賃貸で封水切れが起きたら管理会社へ連絡を


賃貸で封水切れが起きたら管理会社へ連絡を

 

賃貸住宅でなんだか異臭がする、虫が出てきたり虫の死骸が増えてきたり、そんな事態には焦ってしまいますよね。しかし、まずは一旦深呼吸。冷静になることが先決です。自分で業者を呼ぶ前に、賃貸契約書をタンスの奥から引っ張り出して、確認しましょう。

 

トイレの封水切れの症状によっては管理人、もしくは管理会社が修理費用を負担してくれることがあります。自分で修理を業者に依頼、その費用をあとで請求しても認められないこともあります。封水切れが疑われるときは、管理会社への連絡が先決といえるでしょう。

 

自分で業者を探す人へ!業者選びお役立ちリスト

トイレの封水トラブル、できれば避けたいところですが、万が一にでも発生してしまったら……。賃貸でなければ、もはや対処は自分でするしかないでしょう。自分で対処するとは、すなわち業者へ修理を依頼することです。業者選びには、3つの鉄則が存在します。

 

実績の確認をする

作業を依頼する業者の実績は、業者選びの中でも上位を占める重要事項です。実績の確認は、公式サイトを参照しましょう。写真や事例が掲載されていれば、なおよいでしょう。

 

見積りを必ず取る

たとえ公式サイトなどに料金表示がされていても、その金額は変更されることが多いです。その理由は作業に用いる道具や範囲によって、金額が大きく前後するからです。そのため、作業の依頼前には必ず見積りを取りましょう。複数社に依頼をすれば、よりよいでしょう。

 

業者の対応を確認する

公式サイトの確認や、見積りを取るとき、問合せをする際など、業者の対応にも目を光らせてみてください。実際の作業を依頼する業者の対応は、非常に重要な要素でしょう。

 

まとめ

トイレにおいて封水が果たす役割は、非常に大きなものです。悪臭の発生を防止したり、虫の侵入を防いだり、快適なトイレライフには欠かせないものといえるでしょう。日常的には目立ちませんが、ないと困る縁の下の力持ち的な存在です。

 

封水は浅すぎても、深すぎてもトラブルに発展します。目安としては50mm~100mm程度、知識として覚えておくとよいでしょう。封水が切れる、いわゆる封水切れの原因はさまざまです。本文中で挙げてきた内容を参考に、解決の一歩を踏み出してみてください。

 

ときに大きなトラブルにもつながりかねない封水、その存在を知らなかったという人も多いでしょう。しかし、当コラムを読んでいただいたことで、その疑問はスッキリと解決できたかと思います。封水は快適な暮らしのパートナー、上手に付き合っていきましょう。

水漏れに関するご相談、お問い合わせはこちら

ご質問、現地調査だけのご依頼も歓迎いたします。 0120-923-426

メールでのご相談はこちら お問い合わせフォーム